Server Virtualization
Cisco Server Hardware
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No KVM
- keyboard, video display, mouseがない、の意
- 人が前に座って操作する代物ではない
- 人が直接操作しないので、省スペースが重要になってくる
- データセンターのラックにはホスト(物理マシン)がぎっしり
Server Virtualization Basics
- 今日びのハードウェアは1台で1つのOS・アプリケーションを動かすにはリソースが余りがち
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なので、Hypervisorを動かして、その上でOSを複数動かす
- 各OSに適切にリソースを割り当てる
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Hypervisor製品の有名どころ
- VMware vCenter
- Microsoft HyperV
- Citrix XenServer
- Red Hat KVM
- 【補】このKVMはKernel-Based Virtual Machineの意
Networking with Virtual Switches on a Virtualized Host
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virtual switch (vSwitch)
- HypervisorやCiscoが提供
- physical switchのphysical NICとVMのvirtual NICを繋ぐ
- VM間をVLANで接続できる
- VLAN trunkingもできる
The Physical Data Center Network
- 物理ホストは当然物理スイッチに接続されている必要がある
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host - ToR SW - EoR SW というトポロジー
- ToR: Top of Rack
- サーバが詰まっているラックの最上段にいるswitch
- access layerに相当
- EoR: End of Row
- distribution layerに相当
- host, ToRとは別のラックに詰まってるやつ
Workflow with a Virtualized Data Center
- 従来は、データセンターのサーバ仮想化エンジニアにお願いしてVMをセットアップしてもらっていた
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人が介在するので、まだ「クラウド」とはいえない
- 「クラウド」の定義は後述
Cloud Computing Services
- 「クラウド」って何?
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NISTによる定義
- On-demand self-service
- データセンターのサーバ仮想化エンジニアに作業依頼するのはこの条件を満たさない
- Broad network access
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様々な種類のネットワークをサポートしていること
- インターネット含む
- Resource pooling
- Rapid elasticity
- Measured service
- 透明性と従量課金のため
Private Cloud (On-Premise)
- NISTによる「クラウド」の定義5つを満たすサービスを、社内向けに提供する形態のこと
Public Cloud
- 外部向けに売り出すやつ
Cloud and the “As a Service” Model
- Infrastructure as a Service
- Software as as Service
- (Development) Platform as a Service
しってるので略
WAN Traffic Paths to Reach Cloud Services
- public cloud利用時、WANの向こう側のpublic cloudにどうやって接続するか
- 良し悪し
Internet | Internet VPN | MPLS VPN | Ethernet WAN | Intercloud Exchange | |
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セキュリティ | x | o | o | o | o |
QoS | x | x | o | o | o |
キャパシティプランニング必要 | o | o | o | o | o |
クラウド乗り換えの障壁が低い | o | o | x | x | o |
導入の速さ | o | o | x | x | x |
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Internet
- 導入が速い、安い
- セキュリティに難あり
- QoSもサポートしない
- SLAも普通ない
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Internet VPN
- Internetのセキュリティ面は大幅改善
- QoSはサポートしない、SLAも普通ない
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Private WAN (MPLS VPN, Ethernet WAN)
- セキュア
- QoS・SLA対応
- 回線開設に時間と費用がかかる
- クラウド乗り換えの障壁になる
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Intercloud WAN
- Private WANの間接層としてはたらき、クラウド乗り換え障壁の問題を解消する
- 顧客はIntercloud WANサービスへのPrivate WANを開設する
- クラウド乗り換え時は新たにPrivate WANを開設する必要がない
- 間に1社挟まるのがデメリット
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いずれの場合もネットワークのキャパシティプランニングは必要である
- 例) 「本社 - (Private WAN) - 支社 - (Internet)」 という構造の場合
- クラウドにInternetで接続することにしたとする
- クラウド移行前には無かった 「支社 -> (Private WAN) -> 本社 -> (Internet) -> クラウド」 というトラフィックが発生しうる
- 「支社 -> (Internet) -> クラウド」 と直接接続するという選択肢もあるが、キャパシティとセキュリティとのトレードオフとなる