[asin:B07STQZFBX:detail]
精度を高める
-
目的に応じて要件を定義する
- 素早く定義する
- 概算見積もりが欲しい
- 精度高く定義する
- 整合性が欲しい
トレーサビリティで精度を高める
-
RDRAでは全てのアイコンがつながる
- システムレイヤーの「情報」からシステム価値の「アクター」まで
- ユースケース — 情報 — 別のユースケース
-
このつながりで整合性と網羅性を担保する
- 関連をさかのぼると、個々のアイコンの存在根拠の説明になっている
- この説明内容に無理のなきこと
短期間で洗い出し徐々に洗練する
- 書きながら考える
-
全体像ができてから一貫性を上げていく
- 【所感】実際に手を動かして書いてみて、後から言葉のゆれなどが気になって直すなどした
整合性を維持する
整合性を確認する
- 個々のアイコンのつながりが説明可能であること
- 情報のライフサイクル(CRUD)を操作する「ユースケース」が揃っていること
つながりの妥当性を検証する
-
アクティビティ
- 1つの仕事の表現単位として人が行うもの
-
ユースケース
- アクティビティで使われるシステム機能
- 関わる「画面」「イベント」「情報」でユースケースが行うことを表す
- このひと塊をアイコン動詞のつながりを使って説明できれば整合がとれている
-
【所感】ICONIXのロバストネス図と同じことを言っている
- 画面 = boundary
- 情報 = entity
- ユースケース = control
情報のライフサイクルからユースケースの妥当性を検証する
- 情報にCRUDのユースケースが揃っていてつながっていること
ユースケース横断の整合性
- ユースケース横断での整合性 = システム全体での整合性
- これを確認するには「情報モデル図」と「状態モデル図」を用いる
網羅性を確保する
-
網羅性とは
- 運用が回るのに必要なユースケースが洗い出されていること
- 整合性が必要条件
網羅性を確認する
-
「運用が回る」とは
- アクターが「業務フロー」「利用シーン」を通して価値を得ることが確認できること
- 「業務フロー」「利用シーン」から「情報」までのつながりが整合していること
- 状態モデルの遷移としてユースケースが整合していること
- 全てのつながりが網羅性を決める
情報と状態でユースケースを安定させる
- RDRAではユースケースがシステム開発対象になる
- 精度の高いユースケースを洗い出すことができれば開発の手戻りが減る
-
ユースケースの精度を上げるには、情報モデル図と状態モデル図を使って辻褄が合っていることを確認する
- 状態と情報
- 状態Aは情報X,情報Yで実現される
- 状態Bは情報X,情報Zで実現される
- ユースケースと状態
- ユースケースUC1は状態Aを状態Bに遷移させる
- ユースケースと情報 (三段論法的)
- ユースケースUC1は情報X,Y,Zに関わる